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20.貴重な音源でも拙い音質では敬遠止む無し

    音楽の聴き手にも色々あろうが、我々一般の愛聴家は音楽を楽しむために聴いている。それも努めて良い演奏を良い音質でと願いながらだ。ところが演奏も音質もベストとまでは行かないのが現実。ライヴ会場で聴けば直かなので音質は満足できそうだが演奏が不満だったり、盤で聴く場合も気に入った演奏なれど音質が今一となかなか難しいもの。特に伝説的な達人の遺した録音は抜群の演奏でも音質が拙く、彼らを研究する学者氏には貴重でも我々一般愛聴家には楽しめず向かない、NHKFMでそうした音源を「名演奏ライブラリー」やエキストラ番組等で聴かせてくれるが、演奏はともかく音質が悪く聴くに堪えない。やはり研究者か一部マニア向けにしかならない。大体1950年代以前のライヴ、特にオケが入るものは音が割れて概観できるだけ。番組の編集に当たってもう少しでも聴き易いものを選んでもらいたいもの。ただ無い物ねだりしているのならば申し訳ないこと。将来そうした古い音源もAIで再現できる日を待つしかないか。NEW

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